天使たちは今日も天才

しょうりくんとせくぞとあいばくん。それからむらきくんとあらし。

映画「ハルチカ」という青春エンターテイメント

ご無沙汰です。

映画「ハルチカ」、地元の映画館は来週上映終了という無念。

無念のままで終わらせられないと感想を書きます。

 

ワタシの中で印象に残っている文章があります。

宮部みゆき先生の作品にあった言葉です。

今、本が手元にないのでかなり間違っていると思いますが意味合いとしてはこんな言葉です。

「人は誰もが子供だったから子供にはひどいことはできないのだ」

ハルチカを見終わった時にワタシはこの言葉を思い出しました。ワタシは吹奏楽部ではなかったし、なんなら学校もまともに通ってなかったし、そして橋本環奈さんや佐藤勝利くんのような美しいお顔でもありません。

それでも大昔には劇中でのチカのように涙を流したことも、ハルタのように誰かのために自分のために無理をしたことだってあったのです。

それは劇中の他の吹奏楽部の方を見ても一緒です。

他人からの言葉に傷ついたことも、どうしようもない事情で何かを諦めようとしたことも、友に助けられたことも、踊り出したくなるくらい嬉しいことだって

 

いろいろあったけど確かに輝いていた青春がスクリーンにはありました。

ワタシはあまり映画を観ない人間なので難しいことはわかりません。

それでもこの映画を観てひどい言葉が出ないのは自分も経験した青春がそこにあり、それを狂おしいほどに美しい映画として作品にしてくださったからだと思います。

 

ハルチカはナレーションやモノローグというのでしょうか?登場人物の心の中の台詞がなく、話がどんどん進んでいくところがありました。

でも青春ってそんなものじゃないですか。友達が考えてることも時には自分が何を考えて何がしたいのかすらわからなかったこともありましたよね。

映画としては確かにわかりづらい表現かもしれませんが、時間が過ぎるのが早すぎてその時はけして特別なものではなかった日々の表現として素晴らしかったと思います。

 

そしてハルチカをワタシは青春エンターテイメントとしてオススメしたいです。

クライマックスのシーンにハルチカという映画のすべてがつまっていると思います。

このクライマックスのシーンが特に人によって合う合わないがあるのかなあとも思いますが、ワタシのようにぴったり合ってしまった方にはこの映画が忘れられない傑作として心に残ることでしょう。

 

この映画の宣伝文句「吹キュン」というフレーズ。

ちょっと的外れ、もったいない!なんてご意見も目にしておりますがワタシはあながち間違いではないのかなと思います。

恋愛だけじゃないんですよね、キュンってするのは、きっと。

何かに挫折したとき、何かに成功したとき、切ないときもときめいたときも心は確かに音を立てています。

それをきゅんと呼ぶのならワタシは映画「ハルチカ」を素晴らしい吹キュン映画だと思います。

 

まだ間に合います。文句を言うのはきっと観てからでも遅くない。

映画「ハルチカ」オススメです!